【臨時増刊: 月刊ディスカス・フォト番外編】 オーシャングリーン・ディスカス・・・、11月18日未明。 2008/11/10, 11/18 & 11/29 [Water Tank & the Friend]
撮影日: 2008/11/10, 11/18 & 11/29
● この記事は、必要性に応じてお読み下さい。m(__)m
いつもの【たぶん月刊ディスカス・フォト】は、“こちら” (このウィンドウが替わります)から、
どうぞ!
さて、オーシャングリーン君は何故お星様になったのか・・・。(-_-;)
多少、説明不足の所があるかもしれませんが、検証しておこうと思います。
まずは大まかな流れから・・・。
オーシャングリーン君と他のディスカス君達が喧嘩をしているのを発見。
↓
オーシャングリーン君をサブ水槽へ避難。
↓
尾腐れ病発症。
↓
体色も戻り、回復の兆し。
↓
11月18日未明。残念ながらお星様に・・・。
では、気になる点もありますので、実際に検証して行きましょう。
11月09日、オーシャングリーン君と他のディスカス君達が喧嘩をしているのを発見。
尾鰭に裂けている部分を見つけたので、オーシャングリーン君を
左側サブ水槽へ移動。念の為、グリーンFゴールド リキッド(魚病薬)を
投入。餌を沢山食べてくれて一安心。
11月10日、尾腐れ病らしき症状が・・・。
11月13日、水質維持の為、水換え(魚病薬入り)を1/6ほど行った。
魚病薬入りの水のpH を測ってもあまり意味はないのですが、
久々に測ってみるとpH6.4以下(弱酸性)で、私の持っている
試験紙ではそれ以下は測定不能!
試しに水道水を測っても同様の状態なので食塩投入を検討。
餌は食べていない様子。
11月14日、魚病薬入りの水換えを水槽1/9行い、鉢植えの水草等をプラケースへ移動。
スポンジ・フィルターを洗い、水温設定を29.4℃から28℃前後に変更。
(今回は某メーカー推奨通りの水温設定)
11月15日、症状があまり変わっていない様なので、食塩を30分おきに7.5グラムずつ2回、
さらに30分たって様子を見た後、残り全量(水槽容量:18リットル → 食塩:54グラム)を
水槽中央部へ投入。体色は食塩を入れて数分後に顔の辺りから良くなり、
その後も徐々に全体的に良くなって来た。餌は殆ど食べていない。
約12時間後に食塩を18グラム追加した。(水槽容量:18リットル → 食塩、合計:72グラム)
11月18日、体色は良い発色とまでは行かないが、調子は良さそうに泳いでいる。
少なめに与えた餌をほぼ完食。
午前2時頃、オーシャングリーン君が寝ているのを確認。
翌日から水換え(魚病薬なし)を行なう予定で私も就寝。
しかし、未明、残念ながらオーシャングリーン君はお星様に・・・。orz
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ここから、2008/11/18 撮影。
今になって振り返ってみると・・・、
“9月29日撮影分” 辺りから鰭が傷んで来ている様にも見えるので、既に
発症していたかもしれず、この段階でサブ水槽へ移すべきだったかもしれません。
また、殺菌済みとはいえ、以前発生源になっていたサブ水槽へ移動したのは、
やはり問題だったでしょう。とはいえ、以前の写真を見ると分かりますが、
水草に関しては(鉢植えを含む)入替えを全ての水槽で行っているので、
この水槽だけに病原菌がいるとは考えにくく、どの水槽に移しても同じ現象が
起きた事と思われます。いずれにしても、魚病薬は移動の3日前位から
投入しておくべきだったでしょう。
調べた事を少し・・・、
某メーカー・サイトには、分かりづらく書いてありますが、グリーンFゴールド リキッド と
観パラD(旧パラザンD)は、濃度の違いはありますが成分は同じだそうです。
(大人の事情?)
南米シクリッド、及びカラシン類に食塩は使用出来ない筈ですが、
以前から知られている様にディスカス(ワイルド物は不明)には
使用出来るようです。(ディスカス → 南米シクリッドなのですが・・・。?)
食塩を魚病薬と併用する場合の濃度は、0.3%~0.5%。
(水10リットルに対し食塩30グラム~50グラム。某メーカー推奨値)
食塩使用に不安がある場合は、推奨濃度内でいっぺんに溶け
きらない量を水流の弱い所(水槽中央部等)に投入すると良いでしょう。
使用に問題がなければ、その附近は除菌状態であったりして
環境が良いので、暫くすると魚の方から食塩の近くに寄って来て
気持ち良さそうに周りを泳いでいる筈です。
今後・・・、
食塩を併用した方が効果がありそうなので、水草OK の魚病薬を
使用する意味がなく、定番とされるグリーンFゴールド 顆粒 を使って
みようと思います。
● 日本動物薬品 グリーンFゴールド 顆粒 (細菌感染症用です。)
(↑ 画像リンクまたはテキストリンクをクリックすると楽天市場のショップ・ページが開きます。)
結局・・・、
病気は予防が一番ですから、水質の安定化を図る為に、pH 調整剤も
使ってみる事にしました。(12月12日から使用を開始しました。)
ディスカスの場合、生息域がpH6.0(産卵時)~pH7.0位と比較的広いので、
あまり意味がないと言う話もありますけれど、水質自体は中性に
近い方が安定するようですので、使用法に慣れておく為にも今の内に
トライしておこうと思います。
グリーンFゴールド リキッド がpH11というのも気にかかるし・・・。
● テトラ PH/KH プラス (淡水・海水用です。)
(↑ 画像リンクまたはテキストリンクをクリックすると楽天市場のショップ・ページが開きます。)
ちなみに・・・、
ディスカスの場合、成長の目安としてサイズが2cm位までのを稚魚、
10cm位までのを幼魚、12cm~15cm以上のを成魚とするようです。
また、成魚になるまで1年~3年かかると言われています。
寿命は一般的には6・7年と言われていて、稀に10年ほどの長寿な
個体もいるようです。高水温(30℃以上)で飼育すると成長は速いが
寿命は短く3年ほどになってしまうと言われています。
一般的な設定水温は、稚魚が30℃、成魚が28℃と言われています。
飼育難易度は、他の魚と同様に成長の度合いにもよるようで、
成魚になると随分と楽になるらしいです。(本当?!笑)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ここから、2008/11/29 撮影。
11月23日、いつまでもはプラケースの水草を放置しておけないので中央サブ水槽へ移動。
ついでに他の水草も枯れて来ている葉をカットしました。
他の魚には感染せず。
この辺がディスカスならではなのだと実感中・・・。
以上。
次のページは、いつもの【たぶん月刊ディスカス・フォト】です。
(^_^;)/
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いつもの【たぶん月刊ディスカス・フォト】は、“こちら” (このウィンドウが替わります)から、
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さて、オーシャングリーン君は何故お星様になったのか・・・。(-_-;)
多少、説明不足の所があるかもしれませんが、検証しておこうと思います。
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11月09日、オーシャングリーン君と他のディスカス君達が喧嘩をしているのを発見。
尾鰭に裂けている部分を見つけたので、オーシャングリーン君を
左側サブ水槽へ移動。念の為、グリーンFゴールド リキッド(魚病薬)を
投入。餌を沢山食べてくれて一安心。
魚病薬入りの水のpH を測ってもあまり意味はないのですが、
久々に測ってみるとpH6.4以下(弱酸性)で、私の持っている
試験紙ではそれ以下は測定不能!
試しに水道水を測っても同様の状態なので食塩投入を検討。
餌は食べていない様子。
11月14日、魚病薬入りの水換えを水槽1/9行い、鉢植えの水草等をプラケースへ移動。
スポンジ・フィルターを洗い、水温設定を29.4℃から28℃前後に変更。
(今回は某メーカー推奨通りの水温設定)
11月15日、症状があまり変わっていない様なので、食塩を30分おきに7.5グラムずつ2回、
さらに30分たって様子を見た後、残り全量(水槽容量:18リットル → 食塩:54グラム)を
水槽中央部へ投入。体色は食塩を入れて数分後に顔の辺りから良くなり、
その後も徐々に全体的に良くなって来た。餌は殆ど食べていない。
約12時間後に食塩を18グラム追加した。(水槽容量:18リットル → 食塩、合計:72グラム)
少なめに与えた餌をほぼ完食。
午前2時頃、オーシャングリーン君が寝ているのを確認。
翌日から水換え(魚病薬なし)を行なう予定で私も就寝。
しかし、未明、残念ながらオーシャングリーン君はお星様に・・・。orz
“9月29日撮影分” 辺りから鰭が傷んで来ている様にも見えるので、既に
発症していたかもしれず、この段階でサブ水槽へ移すべきだったかもしれません。
また、殺菌済みとはいえ、以前発生源になっていたサブ水槽へ移動したのは、
やはり問題だったでしょう。とはいえ、以前の写真を見ると分かりますが、
水草に関しては(鉢植えを含む)入替えを全ての水槽で行っているので、
この水槽だけに病原菌がいるとは考えにくく、どの水槽に移しても同じ現象が
起きた事と思われます。いずれにしても、魚病薬は移動の3日前位から
投入しておくべきだったでしょう。
調べた事を少し・・・、
某メーカー・サイトには、分かりづらく書いてありますが、グリーンFゴールド リキッド と
観パラD(旧パラザンD)は、濃度の違いはありますが成分は同じだそうです。
(大人の事情?)
南米シクリッド、及びカラシン類に食塩は使用出来ない筈ですが、
以前から知られている様にディスカス(ワイルド物は不明)には
使用出来るようです。(ディスカス → 南米シクリッドなのですが・・・。?)
食塩を魚病薬と併用する場合の濃度は、0.3%~0.5%。
(水10リットルに対し食塩30グラム~50グラム。某メーカー推奨値)
食塩使用に不安がある場合は、推奨濃度内でいっぺんに溶け
きらない量を水流の弱い所(水槽中央部等)に投入すると良いでしょう。
使用に問題がなければ、その附近は除菌状態であったりして
環境が良いので、暫くすると魚の方から食塩の近くに寄って来て
気持ち良さそうに周りを泳いでいる筈です。
今後・・・、
食塩を併用した方が効果がありそうなので、水草OK の魚病薬を
使用する意味がなく、定番とされるグリーンFゴールド 顆粒 を使って
みようと思います。
● 日本動物薬品 グリーンFゴールド 顆粒 (細菌感染症用です。)
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結局・・・、
病気は予防が一番ですから、水質の安定化を図る為に、pH 調整剤も
使ってみる事にしました。(12月12日から使用を開始しました。)
ディスカスの場合、生息域がpH6.0(産卵時)~pH7.0位と比較的広いので、
あまり意味がないと言う話もありますけれど、水質自体は中性に
近い方が安定するようですので、使用法に慣れておく為にも今の内に
トライしておこうと思います。
グリーンFゴールド リキッド がpH11というのも気にかかるし・・・。
● テトラ PH/KH プラス (淡水・海水用です。)
- ショップ: charm 楽天市場店
- 価格: 1,540 円
ちなみに・・・、
ディスカスの場合、成長の目安としてサイズが2cm位までのを稚魚、
10cm位までのを幼魚、12cm~15cm以上のを成魚とするようです。
また、成魚になるまで1年~3年かかると言われています。
寿命は一般的には6・7年と言われていて、稀に10年ほどの長寿な
個体もいるようです。高水温(30℃以上)で飼育すると成長は速いが
寿命は短く3年ほどになってしまうと言われています。
一般的な設定水温は、稚魚が30℃、成魚が28℃と言われています。
飼育難易度は、他の魚と同様に成長の度合いにもよるようで、
成魚になると随分と楽になるらしいです。(本当?!笑)
ついでに他の水草も枯れて来ている葉をカットしました。
以上。
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こんばんわ☆
オーシャングリーン君、一時、回復されていたんですね・・・
読ませて頂きましたが治療は難しいですね!
by qoo2qoo (2008-12-23 23:35)
言葉が話せないからこそ
ちょっとしたサインでも見逃さないようにしなくちゃダメなんですね。
最後までちゃんと可愛がって貰えて幸せでしたね。
by ひめしゃら (2008-12-24 01:54)
qoo2qooさん、ひめしゃらさん、コメントありがとう御座います。
qoo2qooさん、
ん~、なかなか難しいみたいですねぇ~。
同じ病気でも薬が色々あるので、一番適したのを見つけるまでは上手く
行かないかもしれないです。(^_^;)
ひめしゃらさん、
その辺のノウハウって、やはり実際に飼ってみないと分からないものですね。
悔いが残りますが、今後は予防して行く飼育方法にトライして行きます!(^o^)
by happy-go-lucky (2008-12-27 22:08)